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岩石についての話

1、岩石の成因、性質及び用途

学問上の岩石を成因別によって分けると、火成活動による高温のマグマが冷え固まってできた「火成岩」、
地表の岩石が浸食作用を受け、風・流水等の作用によって堆積してできた「たい積岩」、
地下深部の火成岩やたい積岩が高い熱や圧力の影響を受けてで きた「変成岩」の3種に大別される。

採石法の岩石(24種)をその成因別に分類すると
 花こう岩から玄武岩までが「火成岩」
 れき岩から凝灰岩までが「たい積岩」
 片麻岩より結晶片岩までが「変成岩」である
また、ベントナイト以下は広義の意味での鉱物と解されている。

以下次の事項を掲載しています
 岩石の種類と名称
 安山岩の性質と主用途

岩石の種類と名称

  名 称成   因区分
1 花こう岩 深成岩で、けい酸分の多いマグマ(以下「酸性のマグマ」という」が地下の深所で徐々に冷却・固結してできた岩石。 火成岩
2 せん緑岩 深成岩で、成因は花崗岩と同様であるが、けい酸分が一般的には53~65%程度のマグマ(以下「中性のマグマ」という。)であるとき生じた岩石
3 はんれい岩 深成岩で成因は花崗岩と同様であるが、けい酸分の少ないマグマ(以下「塩基性のないマグマ」という。)であるとき生じた岩石
4 かんらん岩 深成岩で、成因は花こう岩と同様であるが、けい酸分が極めて少ない超塩基性のマグマが地下深部で固結して生じた岩石
5 はん岩 酸性のマグマが深成岩の周りや、岩脈、岩床として産出し、冷却・固結が、深成岩よりやや急激に行われて生じた半深成岩
6 ひん岩 半深成岩で、成因は、はん岩と同様であるが、中性のマグマであるとき生じた岩石
7 輝緑岩 半深成岩で、成因は、はん岩と同様であるが、塩基性のマグマであるとき生じた岩石
8 粗面岩 火山岩(噴出岩)に属し、酸性のマグマが、地表に噴出又は地下浅所に貫入して急激に冷却・固結して生じた岩石
9 安山岩 中性のマグマが表上、地下浅所等で急激に冷却・固結して生じた岩石
10 玄武岩 火山岩で、塩基性のマグマが地表、地下浅所等で急激に冷却・固結して生じた岩石
11 れき岩 れき及び砂が粘土等で膠結されて生じた岩石 堆積岩
12 砂岩 砂がけい酸、炭酸カルシウム粘土等で膠結されて生じた岩石
13 けつ岩 粘土が固結して生じた岩石
14 粘板岩 成因は、けつ岩が圧縮されて密に固結し、少し変成して硬くなった岩石
15 凝灰岩 火山噴出物の火山灰、火山砂、岩片等が水中又は陸上に堆積凝固して生じた岩石
16 片麻岩 火成岩又は堆積岩が地殻の変動等の広域変成作用により高度に変成された岩石である。変成温度は結晶片岩の場合よりも高温であるとされている。 変成岩
17 じゃ紋岩 超塩基性深成岩(かんらん岩等)が変成作用を受けて生じた岩石
18 結晶片岩 火成岩又は堆積岩が、地殻の変動等の広域変成作用により変成して生じた岩石
19 ベントナイト 酸性凝灰岩が続成作用でモンモリロナイト化したもの、又は石英粗面岩等が熱水作用・風化作用を受けて生成されたもの その他
20 酸性白土 ベントナイトと同様の成因で生成される。ベントナイトとは懸濁液のPH及び膨潤性のないことで区別される
21 けいそう土 主としてけい藻の遺殻が堆積して生成されたものである
22 陶石 石英粗面岩、安山岩、凝灰岩等が熱水作用を受け生成されたものである
23 雲母 絹雲母は、凝灰岩、安山岩、石英粗面岩等の浅熱水性変質作用により生成されたもの
24 ひる石 マグネシアに富む超塩基性岩を原岩とし、これが熱水作用でバーミキュライトを生成したもの及び花こう岩中の黒雲母が風化を受けて加水雲母を生成したもの

安山岩の性質と主用途

安山岩の性質
構成鉱物はせん緑岩と同じであり、一般に斑状組織を有する。斑晶は、斜長石、輝石、角閃石、黒雲母か
らなり、主な斑晶の種類のよって輝石安山岩、角閃石安山岩、黒雲母安山岩等に分類される。
また、石英安山岩は、石英せん緑岩と同様の鉱物組成を有し、安山岩に比べ石英の量が多い。これらの
岩石は地表で急激に冷却したため、質が緻密なものから、粗粒なものまで一定せず、色調も様々である
主用途
主に砕石として用いられる。その他建築用として敷石、外壁、門柱(切石)、土木工事用には土留め、石
垣、護岸、基礎工事(切石、間知石、割栗石)として利用されるほか、墓石(切石)にも利用される

編集:山形砕石株式会社 青森県黒石市大字花巻字山手村上24番地